というものがあります。

もちろん、これらの治療で痛みが改善していくケースもあります。

ですが、その時の痛みは緩和されても根本改善されているわけではなく、また再発して繰り返してしまうこともあります。

保険治療だと痛みが出ている所にしかアプローチが出来ないことが多いです。
ですが、痛みが出ている所に痛みの原因となっていることは少ないのです。
結果として腰に痛みが出ていることが多く、他の場所に原因があることの方が多いので
その場所を見極めそこを治療してあげることの方が根本改善に繋がります。

長時間のデスクワークやスマートフォン操作などにより、頭を支える首や肩の筋肉が硬くなります。

この筋肉を包む筋膜が癒着・緊張することで、頭部の血流や神経の流れが悪くなり、こめかみや後頭部の痛み、目の奥の重さを引き起こします。

筋緊張が強くなると「ストレートネック」や「猫背」にもなり、首の筋肉が常に引っ張られる状態になり緊張型頭痛を引き起こすこともあります。

実は内臓も筋肉の一部です。
さらに筋膜によって腸腰筋や腹筋群などにも密接につながっています。

肝臓や胃腸の疲れなどで機能低下があると、自律神経が乱れ血管の拡張や収縮がコントロールできなくなり片頭痛が起こりやすくなります。

内臓の硬さによって呼吸が浅くなり、首や肩まわりの筋肉が過剰に緊張します。
 

頭痛の根本には頭蓋骨の微細な動き（一次呼吸）の乱れも深く関係しています。
頭蓋骨は一枚の骨ではなく、23個の骨が縫合されて関節を成しています。その縫合部分は呼吸や心拍と同じようにわずかに動いています。

頭蓋骨の動きが制限されると脳脊髄液の循環が滞り、脳圧の上昇・自律神経の乱れ・痛みを引き起こすことがあります。